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マスカット洋裁アプリ トルソーデータの作り方
マスカット洋裁アプリは服の型紙を作るアプリケーションソフトです。
アプリにトルソーを挿入すると、トルソー型紙楽天 がフィットした形に変形する仕組みです。
服を着る人の3Dトルソーを使うと、その人にフィットした型紙が得られます。
このページではトルソーデータの作り方を説明ています。同じ内容の上の動画も併せてご覧ください。
トルソーの作成は、次の順番で作業します。
1 人体の3Dスキャンをする
2 データを加工してトルソーにする
3 基準点や基準線を追加する
1 人体の3Dスキャン
3Dスキャナーを使って人体をスキャンします。
スマホにスキャンアプリをインストールしてスキャンすることもできますが、
人体は大きい上にスキャン中に動いてしまうので難易度がちょっと高いです。
おすすめは3Dスキャン装置を利用することです。
からだ3D
は国内数か所でスキャン出来るのでおすすめです。
料金は6000円ぐらいです。詳しくはサイトを確認してください。
3dスキャンは下着などの体にフィットした衣類をつけて行い、
髪の毛の長い人は首筋が出るようにヘアキャップなどつけてスキャンします。
足と手は開き気味にしてください。
このような3Dデータが得られます。データのフォーマットはOBJ形式にしてください。

karada3DだとOBJ形式ですが、他の形式の場合は、BLENDERなどの3Dアプリを使って変換します。
2 データの加工
人体3Dスキャンデータは、単位系や座標系基準点位置などが、スキャン装置によってまちまちです。
まずは単位計をmmになるようにスケールを調整し、座標系、基準点位置もマスカットアプリ用に調整します。
スキャンデータそのままだと手足や頭があって作業しにくい場合があります。
また人体は正確には非対称です。スキャナーによってはデータ表面がデコボコして扱いにくい場合があります。
そこでデータを対称化、平滑化し、不要な部分を切り取る作業を行います。

この作業は3つのアプリを使って行います
1番目のアプリではスケールや座標系基準位置を合わせます
2番目のアプリでは傾きや正面方向を計算して、精密な位置合わせをします
3番目のアプリでは不要な部分を削除し対象か平滑化を行います
アプリの使いかたはこちらのページで解説しています。
これでトルソーが出来上がりました
出来上がったトルソーは「body」ホルダーの中に入れます
3 基準点基準線の追加
ここではマスカットCADを使って作業をします。複雑な作業なので、上の動画を参照しながら作業してください。
マスカットCADを立ち上げたらボディホルダーのボディファイルを読み込み、別名で保存します。
このファイルを加工して新しいボディファイルを作ります。
まずボディ要素を再定義して読み込むボディファイルを先ほど作ったものに差し替えます。
次に基準点の座標位置を変えていきます。
変更する基準点は下の通りです。
バストポイント
フロントネックポイント
サイドネックポイント
ショルダーポイント
前腋点
脇下点
肩甲骨点
基準点を再定義してボタンをクリックしトルソーの上でクリックするとカーソル1の3D座標が自動的に入ります。
この方法で順番に基準点を再定義していきます。
次に基準線の再定義をします。アンダーバスト、ウエスト、ミドルヒップ、ヒップの高さを設定します。
各数値要素の数字を書き換えることで変更してください。
バストは、バストポイントから自動的に決まります。
アンダーバストは、胸の膨らみが終わる位置にします。男性では意味がありませんが同じような位置に設定しておきます。
ウエストは、女性はウエストの一番細いところ、男性はへその位置。
ヒップはお尻の一番出っ張っているところ。
ミドルヒップはウエストとヒップの中間あたりに設定します。
設定が終わったらファイルを上書保存して完成です
使ってみましょう。
マスカットフィッティングを立ち上げます。
最初に表示される原型型紙をそのまま使います
ボディをクリックして先ほど保存したファイルを選択します
先ほどのトルソーが呼び出され、型紙の形状もトルソーにフィットした形に自動的に変わっています。
形がおかしい場合は、基準点と線の設定がおかしいと思われます
マスカットドレーピングの場合は、トルソーの3Dデータ(obj)を使います
マスカットCADの場合は、スローパーホルダーのスローパーを読み込み、ボディファイルを差し替えてみてください。
最終更新日: 2026-01-12 09:08:48